प्रज्ञापारमिता
~仏教のおはなし~

ご先祖様

'18.08.16

よく「ご先祖様」、と言いますが、具体的なイメージをお持ちですか?
両親、祖父母くらいまでならまだしも、それより前となると、ピンと来ないのではないでしょうか。しかしこの自分の顔体は、先祖の結晶体です。今の自分の生活も、先祖の生活の積み重ねの上にあるのです。
そう思って、時には具体的なイメージを持とうと意識してみるのも大切かと思います。暇なときにでも、自分の先祖の生活や来歴を調べ、それぞれの時代でみな懸命に生きていたのだろうな、と具体的に想像してみることで、「ご先祖様の顔」にも目鼻が付き、親しみも増すことと思います。

さて、今日はお盆の送り火の日です。

「お盆に先祖が帰って来る」と皆さん言いますが、どこから、でしょうか? 「帰ってくる」のはお盆だけでしょうか。
実はいつでも「お迎え」できるし会えるのです。「あなたが迎えるならば」。
ただ人間は哀しいかな、「いつでもできる」なら徐々に日常に紛れて「やらなくなる」。だから時期を区切る。流れとケジメを作る。 先祖はいつでも心の戸口にいる。開けるのはあなたなのです。
先祖や故人はどこかに行ってしまったわけじゃありません。いつでもどこにでもいます。時空に限定されるのは私達の問題であって、不可視の世界はそんなに不自由でないし、つながっているのです。

繰り返しますが、「先祖はお盆にだけ」帰るのではなく、あなたが心の扉を開けたら、いつでも入って来ます。帰って来るのです。
ただ、時を区切って集中的に心を向ける時間を持たなければ、いつしか思いは薄れていってしまうものです。時に思いを反芻してリフレッシュすることも大切で、それがお盆の期間です。

今年のお盆は終わりましたが、また一年間、しっかりご先祖様が近くにいつもおられると思ってしっかり生活し、また来年のお盆にはしっかり向き合ってお話をできますように。
ご先祖様、亡くなった方はいつも近くにおられます。