毀誉褒貶
'19.05.12ひとは、他人のことばによって(他人が「お前は盗んだ!」といったからとて)盗人であるのではない。ひとは、他人のことばによって聖人であるのではない。自分がその人のことを知っているように、神々もまたかれのことを知っている。
「テーラ・ガーター」
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釈尊の十大弟子のひとり、マハーカッチャーヤナの言葉です。
根拠もなく盗人呼ばわりされて「その通りだ」と受け入れる者はいないのに、根拠もなく褒め上げられるとすぐさま有頂天になったり「そうかも知れない」と思ってしまうとしたら、それはまったく愚かな話だ。しかしそれはよくある光景でもある。
お世辞を言い合うことの気持ちの悪さは、この構造を誰も理解していないところにある。