प्रज्ञापारमिता
~仏教のおはなし~

'09.09.30

「本当の宗教」なんかどこにもない。頼るべきカリスマや指導者などもどこにもいない。そんなものがあったりいたりすると思っても、やはりそれはあなたの妄想だ。百万巻の本を読もうと、千万人の人に会おうと、あなたがそこに真実や真理を求めているのなら虚しいことだ。

あるいは自分というものを信じ、「この」私だけが寄る辺だと思いなして納得したとしても、そのようなものはちょっとした変化にすら右往左往してしまうものに過ぎないし、老病死すら思うに任せない。ここにも真実や真理はない。

すべては儚い。過ぎ去りゆくものでしかない。

しかし自他分別、自己分節してああだこうだ言う無意味さの奥から、照らすも照らされるもない光源なき光とともにあれば…いや、「とも」ではない、ただ

「そこ」とも言えないその場所に「触れる」(誰が?何を?)ならば、百万巻の書物や千万人の人は、歩くための善き杖になる可能性に置かれる。あなた自身がその杖を「握ろうとしなければ」(握るな。握ればそれは具体の神となりあなたを建立し、支配する)。

その永遠の今において、すべては真理であったとわかるだろう。