प्रज्ञापारमिता
~仏教のおはなし~

座右にするなら

'13.05.20

難解な論書や研究書は確かに奥深く、それを読み学ぶことは大切だけど、座右にするならばなるべく簡潔でわかりやすい経論を置いておく方が良い。
読んですぐわかり、分量も適度で、しかもきちんとした筋の良い本(経論)をいくつか座右にし、死ぬまでに100回は読むつもりでいること。

幅広く難解なものを読むことは理解を深めるために重要なんだけど、サブだ。メインはあまり難解なものではならないと思う。
それをくりかえし薫習させて、立ち居振る舞いにフィードバックさせることが仏教なのであり、知的好奇心に任せて難解の美に酔うことは望ましい態度とは言えない。

何が難解で何が簡潔でわかりやすいか、それは人それぞれだから「これでなくてはならない」というものはないけど、ともかくは「筋の良いもの」を選んで欲しい。
疲れたとき、高齢になって衰えたとき、そんな時でも座右にして読みつづけられる、簡潔で深みのある筋の良い経論をぜひ、「座右の経論、持経・持論」として受持してください。