प्रज्ञापारमिता
~仏教のおはなし~

娑婆即寂光土

'18.02.18

迷えば即ち濁悪の処 悟れば即ち清浄の処にして無染の境なり また浄土と名付く

迷えば濁った悪い状態となるが、悟れば清らかで汚れのない環境となる。これを浄土という。

「一切経開題」

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浄土とは別の場所にあるのではなく、この世である。一水四見というが、同じこの世にあれ、ある人にとっては地獄であり修羅であり天界であり、覚者には寂光土そのものである。生まれ変わり死に変わりして流れ着く地獄乃至仏界はすべて「ここ」であって、何もよその不可視の平行宇宙に行くわけでもない。ただ、それを見て感覚する我々の状態によって、違ったように見えてくるのみである。
たとえば西方十万億土とは、今の我々の心の有り様と如来の覚悟がそれだけ隔たっているということであり、実際には髪一筋の距離すらもない。