प्रज्ञापारमिता
~仏教のおはなし~

マントラ

'18.01.13

大我の真言は本有の又の本なり

仏の言葉は、大宇宙の根源からの響きである。

「大日経開題 法界」

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真言。マントラと言いますが、マントラとは祈りの神秘の言葉であり、また「man=思考の・tra=道具」です。思考の道具とはつまり、そのまま「言葉」そのものに他なりませんが、もっとも純粋なる言葉とは、言葉以前の人知を超えた境涯の密意、真如の声なき声を、自らの喉・呼吸とともにこの世界に「はからいなく」表出した言葉のことです。
この言葉の根源、大元こそがブッダの言葉であり、それを理解分別レベルに落としたものが経典で、その狭間にあって、我々の分別くさい分析世界、現実世界と言語道断の法界を繋ぐものが、いわゆるマントラ=真言なのです。
真言念誦とは、まさに自分のこの可視的な喉において呼吸発音し、それをもってその本源たる仏界の真如を現出させる営為です。そのとき、我々の妄心も還源し、世界は一大法界、我即大日であることが実証されます。