प्रज्ञापारमिता
~仏教のおはなし~

応病与薬

'21.07.31

薬に貴賎あること無し 病を差すをすなわち妙とす

薬には良いも悪いもない。それぞれに病気を治す勝れた特徴がある。

「宗秘論」

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僕たちの悩みや煩悩の種類浅深、性格や機根の違い、周辺環境や人間関係など、ゴールは同じでもスタートが違えば道も違います。道が違えば景色も違う。ゴールを無視して、道から見える景色の優劣を論ずるなどマヌケな話ではないでしょうか?
宗派や実践の違いは意味がありますが、あなたのベストが他人のベストとは限らないのです。便秘の人に下剤は効きますが、下痢の人に下剤は拷問。
常に隊長を見ながら薬を服用するように、仏教八万四千の法門は常に時機に従って僕たちを導いてくださいます。
凝り固まった教条主義、万人にひとつの薬を押し付けてはならない。言葉で表現された教えは真理そのものではないのですから。