प्रज्ञापारमिता
~仏教のおはなし~

音香

'16.12.11

お寺の鐘の音は、耳のお香、音のお香です。

普通の線香などは、鼻のお香ですね。
線香の匂いは、服や体や髪の毛に移り、自然にその人が匂うようになります。
周りの人も、その匂いを嗅ぎます。
いい匂いだな、と。

音のお香は、耳から入ります。
そうして、心を経由して、口から出てきます。
いいコトバ、愛語、優しいコトバとして周りの人もに届きます。
お寺の鐘は、そういう気持ちで耳にするものです。

除夜の鐘も同じです。
年末最後にその音のお香を聞きながら、優しいコトバで一年を終えて、
新年最初の一言目を、自分の口から芳しいコトバのお香を出すのです。
そういうものです。

一年最初の、一発目の心とコトバのあり方が、その年を陰から支配します。
…というくらいの、重要なものです。

うるさいなぁ、イライラするなぁ、と思って年を跨いで、ロクなことはありません。

年末年始、良い気持ちで、優しいコトバで迎えてくださいね。