प्रज्ञापारमिता
~仏教のおはなし~

開山忌

'23.07.25

福楽寺には開山忌という行事があります。
簡単に言うと、開山、つまりこのお寺を開かれた方の法事です。行基菩薩という方です。

寺を開くことは絶大な功徳があります。
しかし開山・行基菩薩ともなれば、その功徳の結果・楽果は自分のためではなく、信心を持って福楽寺に関わる人すべてにこそ及ぼされるように…と誓願されているのです。

ですから、開山忌においては、行基菩薩やこの寺を1300年近くに渡り維持してきた歴代住職、また守り伝えてきた皆様のご先祖様や地域の方々、そのような方すべてに感謝し、その積み重ねてきた功徳の結果を私達に下さっていることを自覚して、ありがたくそれを受け取りながら、次の世代に繋いでいく決意をすることが大切です。
開山忌、そして卒塔婆供養とは、そんな先人の方々への報恩の証なのです。

また、初盆の方の供養も致します。
これは、開山・行基菩薩また歴代住職、皆様のご先祖様、そしてもちろんご本尊・薬師如来様や弘法大師の、私達へ慈悲や功徳を振り向けて下さっている力、その力によって故人の魂がしっかりと守られていくことを信じ、祈るために行われます。
そこに私達自身の信心や功徳も併せて、それを故人に振り向ける祈りをする事が大切です。この祈りは必ず、届きます。

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『弘法大師の祈り』

逝者は化して金剛の躬となり 留人は変じて如意の身とならん
共に二利を円んじ同じく一道を証せん
竪には五類に及ぼし横には四生を沾して 早く愛河を超えて速やかに智海に入らしめん

「性霊集七 華厳会願文」

故人は仏と一体の不滅の存在となり
遺族は思い煩わぬ身となり
ともに自利利他を満たし仏の道に入るだろう
天の神々から地の生きとし生けるものを私の誓願で満たしつつ
はやく執着の苦しみを超えて仏の智慧の境地に入らせたい