法は人により…
'24.07.19法は人によって弘まり
人は法を待って昇る
人法一体にして
別異なることを得ず
「秘蔵宝鑰四」
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ここで言う「法」は法律ではなく、真如(真理)そのもの、あるいはそれを示す具体的な仏様の教えや日々の実践の仕方のことです。
神様や仏様と言っても、人がそれを信じなければ、いないのも同然です。
どれほど素晴らしい教えがあったとしても、人がそれを学ばず実行しないならば、ないのも同然です。
銀行口座にお金があるのを信じず、またそれを引き出しもしなければ、そんなお金はないも同然なのと同じことです。
しかし実際にはお金はあるのです。
それと同じように、神様や仏様、素晴らしい教えは実際にはあります。ありますが、ないと思っているだけです。
その存在に気付くか気付かないか、それは人生を生きる上での姿勢に大きく関わって来ますが、気付かないうちはその大切さすらわからないものでしょう。