प्रज्ञापारमिता
~仏教のおはなし~

歩むこと

'24.08.12

真如を体現、成就するには、まず執着やら自我意識が払底していなくてはならない。小さな波に大海がなだれ込み、自他の壁が妄想だったとわかってしまうには、波の状態を維持するサンスカーラたる執着やら自我意識があったら、決して海にはなりようもない。
カネ、名誉、健康、人間関係、将来の不安(計画)、過去へのこだわり、性欲や怒り、…つまり自我意識がある限りはいかに饒舌に語ろうとも、それは言葉のみのものでしかない。

私は本当に言葉だけの人間でしかないし、波しか見えていない。
巷のSNSや論文にも言葉だけが乱舞する。

ただ、海がある/海しかないと知識の上では知らされているから、死ぬまでにそこに向かって歩いていくしかない。
歩き方、つまりそれがダルマでありサーダナでもあるわけで、いくつかの道があるけれど、いずれにしてもゴールがあるとわかっているだけ私は幸せなものだ。