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'19.01.11
人間崇拝
当に知るべし、衆生は自ら度するべきものにして、仏は度すること能わざることを。努力よや、努力よや。自ら修して他の仏力に椅ることなかれ。経に云はく、夫れ法を求めむ者は仏に著いて求めず。 『頓悟要門』 …………………………………
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'18.12.23
懈怠と慈悲
『摂大乗論釈真諦訳』 精進の行は久遠時の中に於て、一切の善を修す。若し衆生に於て慈悲心無ければ、自身を愛惜し、修行する所に勝れたる功徳有ることを見ざるが故に、修行する所の中に於て疲怠の心を生ず。此の心有るに由りて精進する…
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'18.12.15
善悪苦楽
因果は信ぜずんばあるべからず 罪福は慎まずんばあるべからず 鐘谷の応まことにゆえあり 原因と結果は信じなければならない法則であり、罪と福は慎み方の結果である。この道理は鐘が谷にこだますることと同じである。 「十住心第三」…
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'18.12.06
さとり
12/8は、釈尊・お釈迦様がさとりを開かれた記念の日、成道会になります。 さて、その「さとり」とは何であるかには様々な表現がありますし、また色々に理論化されているのですが、基本的には「私たちの人生は苦である」けれども、「…
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'18.11.30
技芸
不退転の菩薩大士は……世間的な芸術や技術の事柄、そのすべてをも、智慧の完成のおかげで、ものの本性(法性)と一致させる。かれはさとりの世界(法界)と関わりのないような如何なるものも見ないで、あらゆるものがそれに導いていくと…
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'18.11.30
苦楽を超える
仏教の第一の目的とは、私達がみな平安に生きていくこと、に尽きます。苦楽ふたつながらに経験しながら私達は生きているわけですが、仏教では「一切皆苦」といい、一見したら楽しい、幸せだ…と感じる事柄も、よくよく考えたらすべて「苦…
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'18.11.19
仏典
佛は独り我が為に法を説く 『大品般若経』 ………………………… 仏教には「八万四千の法門」と称されるような膨大な聖典があります。 もっとも基本となる大正新脩大蔵経は、分厚い大判の漢文びっしり三段組みで100冊近くあります…
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'18.11.13
慈悲のはたらき
仏心は慈と悲となり 大慈は楽を与え 大悲は苦を抜く 抜苦は軽重を問うことなく 与楽は親疎を論ぜず 仏心とは慈悲である。大慈は差別なしに安楽を与え、大悲は親疎を問題にすることがない。 「性霊集六 天長皇帝雨乞」 ………………
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'18.10.31
真言は素晴らしい
真言は一切の法の母たり 一切の法の帰趣なり 真言はすべての教えの母であり、すべての教えは真言に帰結する。 「十住心第九」 ………………………… 僕自身がずっと念持している真言があるのですが、その内容…字面の解釈だけではな…
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'18.10.30
宗論はどちらが勝っても…
摩訶般若波羅蜜多とは、洞達にして底なく、虚豁にして辺なく、心行処滅、言語道断なり。数術を以て求むべからず、意識を以て知るべからず。 …………………………… 立派な文章ですが、仏典の言葉ではありません。 僧侶の文でもありま…