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'17.02.24
カタチは大切
最近は儀礼や「カタチ」というものの評判が悪い。 「カタチじゃない、心だ」ってなもんで、手を合わせたり礼拝する行為を軽くみて、「気持ちがあれば良いでしょ」と。それが法事や葬儀への無意味感や軽視につながり、結果として皮肉にも…
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'17.02.16
世界観
キリスト教やイスラームにおいて、改宗した自分は天国だとして、異教徒の父母兄弟はどうなるのか、地獄なのか、という問題があります。戦国時代にキリシタンに対する疑問のひとつがこれでした。先祖が皆、救われないなら孝に悖るのではな…
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'17.02.08
善悪
弘法大師の言葉に、こういうものがあります。 珠を持てば善念生じ 剣を把れば殺心の器 (宗秘論) 「数珠を持てば善き心が生じ、剣を持てば殺そうという心が生じる」という意味です。 たとえば、お金がない時はみんな仲良く暮らして…
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'17.01.07
光の生活
あけましておめでとうございます。 ニュースを見ると去年はいろいろな事件や出来事があり、なかなか落ち着いた毎日、というわけに行かないですが、今年は少しでも良い社会になることを祈ります。 それぞれの生活にも色々とあるとは思い…
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'16.12.20
虚往実帰
虚しく往きて実ちて帰る (性霊集 二) 弘法大師は中国・唐代に大陸に行かれて真言密教の第八祖となられましたが、師である第七祖・恵果和上の人となりを書かれた文章の中に、上記の言葉があります。 辛いひと苦しいひと、虚しいひと…
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'16.12.11
音香
お寺の鐘の音は、耳のお香、音のお香です。 普通の線香などは、鼻のお香ですね。 線香の匂いは、服や体や髪の毛に移り、自然にその人が匂うようになります。 周りの人も、その匂いを嗅ぎます。 いい匂いだな、と。 音のお香は、耳か…
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'16.12.09
根こそぎ
一つの樹を伐るのではなくて 煩悩の林を伐れ 危険は林から生じる 煩悩の林とその下生えとを切って 林から脱れた者となれ 修行者よ 法句経283 …………………………… つまり、「このくらいなら良いだろう」というのは、ない。…
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'16.12.07
菩薩になろう
「菩薩」というと、観音菩薩や地蔵菩薩、文殊菩薩や普賢菩薩などを想像するかと思います。 そもそも「菩薩」というのは「ボーディ・サットヴァ」を漢字に移したもので、意味は「さとり・衆生」で、「覚りを求める人」「仏性を持った人」…
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'16.12.07
雪山遭難
人生は雪山で遭難するようなものだ。 崖や急斜面、一面の吹雪と低温、多少の食料と遭難仲間が心の支え。 前方は視界不良、岩陰に避難して一時、眠る。 時々は晴れ間も覗くものの、かと言って進む道はわからない。 昏睡して花園の夢幻…
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'16.12.02
海の底
わが心 深き底あり 喜びも 憂の波も とどかじと思う …………………… 嵐の海は大きくうねり荒れているけれど、 少し潜れば、何事もない海。 更に深く深く潜れば、静寂ひとつの世界。 僕たちの心も同じ。 (体も同じ) …