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'17.12.13
仏教と仏教学
近代仏教学は「史的釈尊」を追い求め、文献学で作り上げた虚構の「原始仏教」を提起したが、結局はキリスト教へのカウンターとしての19世紀ヒューマニズムの風潮を引きずり、「痩せ細った釈尊」・矮小化された「本当の仏教」イメージを…
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'17.12.12
理想郷
咨乎 見ると見ざると 愚と愚ならざると 何ぞそれ遥かに隔たれるや ああ、見えることと見えないこと、愚かであることと愚かでないこととでは、なんと大きな隔たりがあることか。 「三教指帰」 ………………………… 現前の世界は同…
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'17.12.11
布施について
外の因縁によって忽ち節食を思う 施心萌動して穀の縁に遇うが如し あるきっかけによって節食や布施の心が起こる。これは縁にあって種が芽を吹くようなものである。 「宝鑰序」 ………………………… 布施について世間には誤解がある…
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'17.12.10
法事の後で
『ルカの福音書』から。 ………………………… 一同が旅を続けているうちに、イエスがある村へはいられた。するとマルタという名の女がイエスを家に迎え入れた。 この女にマリヤという妹がいたが、主の足もとにすわって、御言に聞き入…
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'17.12.09
悪平等
悪平等の者は未得を得と為し不同を同と為す 善差別の者は分満不二 即離不謬なり 悪平等の者は、会得していないのに心得ているといって何もかも一緒にしてしまう。善差別の者は、相違を認めながらも、その根底は平等であると見る。 「…
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'17.12.08
無常と続くもの
平生には市井の華 今は白骨の人なり 生前中は世間に愛され、栄華な人生であったが、今は白骨となり、静寂に横たわっている。 「性霊集十 九想詩」 ………………………… だから悲しみ絶望せよ、というのではなく、この短い人生にお…
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'17.12.06
ナイフ
仏教は果たして「無神論」なのだろうか。一神教徒からは多神教扱いされたり無神論扱いされたり、あるいは自ら「神仏習合」と言ってみたり。 要は「神とは何か」の定義如何。 たとえば認識や定義不能な絶対存在としてのXならば、法身は…
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'17.12.04
深信
興教大師覚鑁上人という方は真言宗の歴史上、弘法大師に次ぐ重要性を持った方であると思われます。この方は数々の著作をなされていますが、今回は「真言密教を実践するものが心得るべきこと」について書かれた(恐らく)メモを紹介します…
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'17.12.03
生死無常
世諦の事法は如来すら存して毀りたまわず 生死という無常の法則は仏でさえも曲げることはできない。 「性霊集八 亡弟子智泉」 ………………………… 仏とは万物を作り法則を操る神ではない。むしろ絶えざる万物の流転を支えるもので…
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'17.11.22
広大無辺
蝸角は穹昊の頂を衝くことを得ず カタツムリの角は天空を貫くことができない。 「秘蔵宝鑰四」 ………………………… 僕は蝸牛、井の中の蛙。 しかし天には届かない高さと広さがあり、井戸の外には広大無辺の世界が広がっていること…