प्रज्ञापारमिता
~仏教のおはなし~

  • '16.11.30

    空というのは理論ではなく、むしろあらゆる理論を解体するものである。その解体の運動を空という。解体だけでおわるなら虚無であるが、空はそのまま有無相対の世界を再構築する運動でもある。再構築する前と後は一見すると同じようなもの…

  • '16.11.30 総合的な視点

    未だ有らず、一味美膳をなし、片音妙曲を調ぶ者は 弘法大師、性霊集からです。 たったひとつの味、たとえば塩味だけで美味い料理というものは難しいし、たったひとつの音、「ド」だけで名曲を奏でることも難しい、という意味です。 仏…

  • '16.11.28 狂酔の人

    ▲ 痛狂は酔わざるを笑い 酷睡は覚者を嘲る ▲ 哀れなるかな哀れなるかな長眠の子 苦しいかな痛いかな狂酔の人 およそ真言宗僧侶であれば知らぬ者のいない言葉。 弘法大師聖語です。 僕たちはただでさえ無明に眠り、煩悩に酔って…

  • '16.11.14 格義仏教と現代

    格義仏教、という言葉があります。 まず中国仏教の歴史を超簡単にまとめますと、 2000年前に中国に仏教が伝わって来る。 外来宗教を中国に根付かせるため、あるいは理解するためには既存の概念で「解釈」しないとよくわからないた…

  • '16.11.06 慈悲

    「布施」はお金やモノや時間、知識や教え、気持ちや笑顔…などを他者に与えることを言いますが、「布施の三輪清浄」などと言い、「俺が」「お前に」「なにそれを」してやった、という心があっては、それはある意味で取引であり、布施とは…

  • '16.10.27 苦海

    太平洋のど真ん中に放り投げられて、あなたは溺れている。 沈みそう、苦しい、先が見えない、暗い、冷たい、サメが寄って来る。 そんな海を溺れながら浮つ沈みつ、漂う。 頭が上に出ている時に呼吸をし、沈む時にはわけがわからない。…

  • '16.10.21 戒体

    「戒体」という言葉があります。 簡単に言うと、「受戒によって戒を守り成仏・覚の原因となる戒体を獲得する」というように使われるようですが、イマイチよくわからない言葉です。『大辞泉』には、「戒を受けることによって備わる、悪を…

  • '16.10.20 真言密教とチベット密教

    チベット密教は「後期密教であり、インド仏教のストレートな後継者」で、日本密教は「中期密教で、後期密教を知らない中途の密教」であると以前、言われたことがある。 真言宗の僧侶ですら、そう思っている人がいてびっくりした。 確か…

  • '16.10.07 霊能力

    霊能力を信じますか信じませんか、とか聞かれることが稀にはある。真言宗だからかな。 まあ、答え方のトーンは人と場合によるけど、身も蓋もなく言うなら、 どうでもいいわ、そんなこと これに尽きる。 あったら何かあなたの心が向上…

  • '16.10.07 仏教の歌・三密

    仏教には「歌」があります。 真言宗であれば、インドの言葉・漢文・和文によるものがあります。 インドの言葉というのは、たとえば法事の時に「前讃」というものがあります。漢文なら「後讃」です。 これらはポピュラーなものですが、…