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'16.10.06
善友
明恵上人の『光明真言土沙勧信記』という本に、 浄信みづからひらけず かならず近友聞法の開発をまつなり。 其の開発をまつと申スは、則チ正法をきゝて ふかく信受するこゝろをおこすなり。 という言葉があります。 「清らかな信心…
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'16.09.12
応無所住、而生其心
一部の宗派で言われているような、一般的な修行やっちゃいかんとか、やる必要がない、「それは自力だから」…ということをつらつら考えていたのですが、結局、「まさに心の住するところなくそれを生じなさい=応無所住、而生其心」という…
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'16.08.15
聞く耳
哀哀たり末世の諸の元元 聾瞽にして聖者の言を屑にせず 哀しいことよ、末世の人々は、目も耳も塞いで聖者の言葉を学ぼうとしない。 「性霊集一 喜雨の歌」 ………………………… お盆によく語られる目連と母の話があります。 神通…
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'16.07.17
議論無用の論証
前回は「議論は無益有害」というテーマで、釈尊の聖句である『スッタ・ニパータ』からの文章を紹介しましたが、高祖弘法大師も同様の考えを持っておられました。 その言葉は、『性霊集十「理趣経答書」』にたくさん書かれています。 ざ…
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'16.07.16
見解と論争
論争は、無益・無駄です。 私たちは何事につけ「見解」「意見」「主張」があり、その相互合意や論争、摺り合わせ、時にごり押しによって、日常を生きています。宗教・思想・政治などというものでなくとも、日常のちょっとした行為や思い…
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'16.07.15
煩悩即菩提
悪を制する時即ち善を成す 是の故に煩悩なければまた菩提なし 「異本即身義三」 ……………………………… 煩悩即菩提というのは、「あるがままでいい」ということではない。 悪を制する時即ち善を成す、という以上、悪は制するので…
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'16.07.11
信は荘厳なり
私が高野山にいたときに言われたことのうちで大切にしている言葉として、 信は荘厳なり …という言葉があります。 「信心・信仰」というと「心の世界」だと思われがちだけれども、それだけではない。荘厳(しょうごん)、つまり「きち…
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'16.07.11
墓問題?
以下はあくまでひとつの問題提起で、お考えはそれぞれあるでしょう。今は過渡期だから、正解の考えを導くのは一層難しいかもわかりませんが、僕が正しいとか間違ってるとか言うのではなく、多角的に考える時期に来ているのかな、という意…
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'16.06.27
飲酒
特にコメントはつけません。 『スッタ・ニパータ』より。 Abrahmacariyaṃ parivajjayeyya,aʼngārakāsuṃ jalitaṃva viññū; Asambhuṇanto pana brahm…
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'16.06.26
真っ黒な絵
私たちはどうしても、ものを一面的に、自分の考えを中心にして見て判断してしまいがちです。そうやって、相手の本当の心を誤解して他人を傷つけてしまうことも多いものです。「あぁ、自分の見方が間違っていた」と気づけばいいのですが、…