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'10.02.01
仏教の大河
およそ宗教思想というものは、キリスト教であれイスラームであれ仏教であれ、一生命体の如く成長して複雑化・構造化する方向性とともに、常に原初的位置に遡行しようという原理主義的方向性が、時に対立し、時に相互影響し合って、つまり…
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'10.01.28
花
大木に咲く美しい花を見るのは良いことだ だけれども 枝を意識するのは花よりも深い 枝よりも幹を意識するのは 更に深い 幹よりも根を想うことは 存在の深みを意識することだ そしてそれらの依って立つ大地を感じた刹那に ああ …
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'09.12.14
Let it be
ビートルズの名曲「Let it be」はいい曲ですが、「あるがままに」「自然法爾」というのは、受け止め方を間違えるととんでもないことになります。 「あるがまま」「そのままでいい」というのは、昨今のスピリチュアルブームで一…
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'09.11.08
犀の角
仏教には色々な流れ・宗派がありますが、詮ずる所すべからく一大海に還帰することを指し示し(智慧)、而して万象悉く安寧の真如法海に入らしむる(慈悲)ことが、その眼目です。 しかし…「密教の荘厳な車列をもって仏道を歩むのが最上…
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'09.10.31
自分探し
「自分探し」という言葉があります。私の嫌いな言葉のひとつです。 こういう言葉は以前からありましたけれど、現在ではもはや「普通の言葉」として定着してしまったようですね。最近では中田英寿がこの言葉を使って世界を放浪していたよ…
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'09.10.24
方便
たとえば、「神がいる」という考え方は確かに方便ですが、実は一真如の生滅面はすべて「方便」であるとすれば、結局「私がいる」というのと同程度のリアリティはあるわけですよね。 結局、その人がどういう風に一存在を分割して認識して…
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'09.10.23
仏教の効用
よく、「仏教の勉強をしたら覚れますか?」とか、あるいは「生きるためのヒントが得られますか?」「人間関係を円滑にできますか?」「自己啓発になりますか?」などという質問をされて困ることがあります。 もちろん質問される方はそれ…
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'09.10.19
宗教という料理
私は中華料理こそが最も美味しいと思っています。インドに行ってもインド料理よりも中華(インド風)を食べています。 だからと言って、何もフランス料理やイタリアンや和食が邪道で、「あんなもん料理ではない」とは言いません。ただ、…
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'09.10.01
ヒポクラテス
「ヒポクラテスの誓い」が現代にどういう評価を受けているかは知らないけれど、基本的にはああいう理念は普遍的なものであろうと思う。だからたぶん、「私はヒポクラテスの徒である」と宣言する医者がいたとしても、それはそれで別にかま…
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'09.09.30
光
「本当の宗教」なんかどこにもない。頼るべきカリスマや指導者などもどこにもいない。そんなものがあったりいたりすると思っても、やはりそれはあなたの妄想だ。百万巻の本を読もうと、千万人の人に会おうと、あなたがそこに真実や真理を…