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'21.07.08
折れるな
袋きたなしとして、金(こがね)を捨つる事なかれ、伊蘭をにくまば、栴檀あるべからず。谷の池を不浄なりと嫌わば、蓮を取るべからず。 日蓮聖人『祈祷抄』 ……………………………… 心が折れそうなときには、これを思い出そう。 負…
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'21.07.02
酒
色に耽る飛蛾は炎を払って身を滅ぼし 酒を好む猩猩は瓮の辺に縛せらる 色欲に飛びまわる蛾は火に飛びこんで身を焼く。酒を好む大猿は酒壷に近寄って捕らえられてしまう。 「宝鑰第四」 ………………………… 南方においては一切の酒…
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'21.06.04
つもり積もって
お釈迦様のお弟子に、目連尊者という方がおられます。 この方は立派な僧侶として有名だったのですが、ある時、ふとしたことで実の母親が餓鬼の世界に堕ちて苦しんでいることを知ってしまいます。 もちろんお母さんは犯罪者でも悪人でも…
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'21.06.03
空
「性霊集四 玄興寺僧中璟」 金石薫蕕は物の対なり 賢聖愚頑なんぞよく相離れん 金と石、芳香の草と臭い草、賢者と愚者、これらは対をなした仲間であるから、分離することはできない。 ………………………… 迷いあればこその覚りで…
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'21.05.08
博識
譬えば人、水に漂さるるに、溺るるを懼れて渇きて死し、説の如く行ずる能わず。多聞も是の如し。 『華厳経』「菩薩明難品」 …………………………… 博識な人は素晴らしい。彼に学べば私たちも色々なことを知るようになる。知識は力だ…
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'21.05.07
衣食住
日夕に営々として衣食の獄に繋がれ 遠近に趁り逐うて名利の坑に墜つ 朝夕あくせくと衣食住に追われ、東奔西走して名誉を求めることは、落とし穴の底でもがいているようなものである。 「秘蔵宝鑰第一」 ………………………………………
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'21.05.02
崩れゆく
百の媚の巧なる笑も枯れ曝せる骨の中には更に値うべきこと難く 千の嬌の妙なる態も腐ち爛れたる体の裏には誰かまた敢えて進まん なまめかしく笑っていたあの美人が、今では骨になって会いにくる人もいない。さまざまに愛嬌をふりまい…
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'21.04.08
仏生会
人よく道を弘むという この言は実なるかな 人によって道が広まるということは真実である 『性霊集十』 …………………………… 本日は仏生会、いわゆる「花まつり」、釈尊、お釈迦様の誕生日です。 釈尊は今から約2500年前に、…
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'21.03.16
糞転がし
鴉の目は唯だ腐ちたるを看る 狗の心は穢わらしき香に耽る 人皆蘇合を美みす 愛縛蜣踉に似たり 烏は腐ったものを狙い、犬は汚らわしい糞尿に耽り、人間は芳香を喜ぶ。その愛着の念は、糞を転がす虫に似ている。 「性霊集一 山に遊ぶ…
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'21.03.15
学び
古の人は道を学んで利を謀らず 今の人は書を読んで但だ名と財とにす 昔の人は学問によって名利を求めなかったが、今の人は書を読んで名声と金銭に換算している。 「性霊集一」 ………………………… 学ぶことは大切です。 そもそも…