प्रज्ञापारमिता
~仏教のおはなし~

  • '19.06.14 信・知・思い遣り

    仏教…のみならず、宗教においては一般的には信仰・信心が重要とされています。然り、それは正しい。信心為本、仏法へは信を以って能入とする、などという言葉もあります。 しかし、とりわけ仏教においては、何でも信じれば良い、わけで…

  • '19.06.08 変成男子

    某SNSで「変成男子」の話題がありました。 『無量寿経』だと確かに極楽は男の園だったかと思うんですが、『法華経』の場合は女のままで成仏できるんですよね。龍女については誤解があるけど、男子になったのは成仏の後の上座弟子への…

  • '19.06.07 他人の病

    如何が己身の膏肓を療せずして たやすく他人の腫脚を発露すや どうして自分の重病を治療もしないで、他人の腫れた脚をとやかく言うのか。 「三教指帰」 ………………………… 「病、膏肓に入る」と言いますが、これは病気が重く深刻…

  • '19.06.06 情報とは

    一切世間は但し是くの如くの字相のみを知って 未だ曾つて字義を解せず この故に生死の人と為す 人々は言語による説明だけで仏を理解していて、仏界の真相を知らない。だから生と死に一喜一憂している。 「吽字義」 ………………………

  • '19.05.14 法身説法

    「法身説法」と言ってイメージするのは、風や花、鳥や月なんかを眺める中で仏の言葉を聞く…なんていう非常に情緒的な話になり、まぁそれはそれで間違いじゃないし結構なことなんですが、裏付け的な話でなかなか面白い文章があったので、…

  • '19.05.12 毀誉褒貶

    ひとは、他人のことばによって(他人が「お前は盗んだ!」といったからとて)盗人であるのではない。ひとは、他人のことばによって聖人であるのではない。自分がその人のことを知っているように、神々もまたかれのことを知っている。 「…

  • '19.05.08 篤く三宝を敬え

    令和元年5月8日。 元号が改まってから初めての法話会です。ゴールデンウィーク中は令和ゆかりの地がたくさんの人で賑わっていました。 さて、日本の元号はぜんぶで248ありますが、一番最初の元号は何だったか覚えているでしょうか…

  • '19.04.15 阿難と提婆達多

    お釈迦様のお弟子さんはたくさんいましたが、今日はその中から、アーナンダとデーヴァダッタのふたりを取り上げます。 まずアーナンダ。 彼はお釈迦様の秘書、随行、という立場の弟子ですが、経典によると、ずっと近くにいたために却っ…

  • '19.04.11 智慧・慈悲

    言語道断の智慧・彼岸の光明は、それが世俗世界に分節顕現する時には、思想哲学という形を「取らない」。それは必ず慈悲の絶えざる連鎖として伸びていく。智慧と慈悲は対置したり併置できない。一体なのだから。 思想哲学などは、それを…

  • '19.04.11

    諸戒具足せざれば慧眼闇冥なり この意を知って眼命を護るが如くすべし 様々な戒を身に付けなければ、智慧の眼は開かれない。戒の意味を正しく知って守ることである。 『遺誡』 ……………………………… ・戒定慧の大切さ ・戒の功…