प्रज्ञापारमिता
~仏教のおはなし~

  • '20.05.12 事釈と理釈

    我が滅後において五百年は諸の比丘なお我が法において解脱堅固なり。次の五百年は我が正法の禅定三昧堅固に住するを得るなり。次の五百年は読誦多聞堅固に住するを得るなり。次の五百年は我が法中において多くの塔寺を造りて堅固に住する…

  • '20.05.10 菩薩への礼拝

    私を信仰する人は、より以上に菩薩を礼拝すべきである。 『大宝積経(迦葉品)』 ……………………………… すべての如来、覚者は菩薩から生まれる。 教師はみなかつて生徒であったのと同じである。 菩薩や生徒を如来や教師より劣っ…

  • '20.04.06 仏教の知識

    もし本源を了せざれば学法益なし いわゆる本源とは自性清浄の心なり 心の清浄なる本源である仏を悟らなければ、仏法をいくら学んでも利益はない。 「一切経開題」 ………………………… 仏教というものは、学べば学ぶほど非常に奥が…

  • '20.02.20 四大学派メモ

    インド・チベットにおける四大学派についてのメモ。 ●説一切有部 無形象知識論 …認識対象はある ●経量部 有形象知識論 …対象はあるが刹那滅であり認識は知識内の表象 ●唯識 有形象唯識派 …対象はなく一瞬間前の顕現した意…

  • '20.02.01 大乗とは何か

    大乗とはなにか。 よく、大乗と小乗という対語のように言われますが、必ずしもこのふたつの言葉はセットではありません。 もちろんセットで使われる場合もあります。その場合の大乗というのは、いわゆる「小乗仏教」に対する「大乗仏教…

  • '20.01.15 螺子

    ここに、ネジがある。 本棚を作ろうと思い、木の板を十数枚、買ってきた。 家にあるネジをすべて並べてみた。 ぜんぶで、十三種類、ネジがあった。 どのネジが正解だろうか。 それは自明、木の板の厚みによって、使うべきネジは決定…

  • '20.01.01 泡沫のいのち

    なかばは夜に、さらにまた そのなかばには老少を 残りをやまい、訣別に、 はた苦しみに費さば、 浪路の泡にたとうべき 人の寿命は 悦びを そもいずれにか求むべき。 バルトリハリ 田中於莵彌『酔花集』(春秋社 1991) ……

  • '19.12.30 仏教の水飲み場

    『百喩経』という、様々な説話を集めたお経があります。仏教を喩えを使ってわかりやすく説いたものです。 『百喩経』の説話にはなかなか面白いものがたくさんありますが、今日はその中からひとつ短いものを、ご紹介します。わかりやすく…

  • '19.12.27 素直な心

    羝羊の冬樹は乍ちに春苑の錦花を披き 異生の石田は忽ちに秋畝の茂実を結ぶ 愚鈍な者も教えに従う心ができれば、冬枯れの木に花を咲かせ、石ころの畑に作物を実らせることができる。 「十住心第二」 ………………………… 仏教の第一…

  • '19.12.17 縁起無自性空

    仏身の裡に地獄を見 七宝の上に玉を看ず この身は仏である。それにもかかわらず、地獄のような悪を演じている。宝を抱いていながら宝を知らないからである。 「性霊集一 喜雨の歌」 ………………………… 僕たちは生まれたときには…