प्रज्ञापारमिता
~仏教のおはなし~

  • '24.07.17

    あらゆる主客分別、言説や認識、教説などは詰まるところ世俗であり、真如も真如と言った時点で真如ではないのだけれど、以言遣言、致し方ないから真如と言うしかない。 その有無を超えた真如の事実からは、仏教もヒンドゥーもイスラーム…

  • '24.07.17 ローカーヤタ

    クリスチャンやムスリム、ヒンドゥー教徒やその他の宗教者に対して、それをことさら否定して仏教徒にさせようとは思わない。それぞれの教えの善き信徒になれば良い。 ところで、六師外道というのがあり、ジャイナ教なんかもそれに含まれ…

  • '24.07.10 時局の言説

    近代仏教期、明治大正期に真摯に仏教や社会について考えていた仏教者が、昭和に入る前後から急激に国家主義や日本主義に傾いて皇道仏教を振り回し始め、戦後すぐに平和と民主主義を語り始めるのを眺めながら、結局のところ維新以降、いや…

  • '24.07.10 アートマン

    シヴァ再認識派の非限定的な認識主体と限定的な認識主体の話や「無我説批判」についての論文を斜め読みしてると、やはりアートマンに関わる微妙な相違を感じざるを得ない。 それで思い出したこと。 ヴェーダーンタ協会のメーダサーナン…

  • '24.07.06 密教あるいは神秘主義

    密教って、一般的には如来秘密と衆生秘密で説明されますが、その根っこには「表層的な理解」つまり「一般概念や言語分節」「セクトやドグマに立脚した相対的な理論や教義」による記述は不可能であるという含意もあるんだよ。 その突き抜…

  • '24.07.06 祈り

    「祈ることしかできない」という言葉が昔から嫌いだ。 それは無力の弁明であるか、あるいは無力の証明でしかない。 「寺(ヒマラヤ山中でも砂漠の僧院でも)に籠もって修行や祈りにリトリートした一生を送るなんて、自己満足で無意味だ…

  • '24.06.26 戦争と宗教者(2)

    戦争が起きている渦中、宗教者は極めて無力な存在になる。 仏教的に言うならば、十悪が世界を覆い、全ては十悪を助長するように動いており、それがノーマルになっているのだから。 殺生、偸盗、邪淫。戦場ではこれが普通であり、それを…

  • '24.06.26 戦争と宗教者(1)

    仏教者だけの話ではありません。すべての宗教者に関わる話です。日本だけでもありません。 中国と台湾、あるいはフィリピンの間の情勢がかなり悪く、日米英豪独その他の合同軍事演習も盛んに行われ始めています。 ロシアやイスラエルが…

  • '24.06.26 断見救い難し

    常見と断見ってのがあり、どちらも偏執の邪見なんですが、常見はまぁ、その「常一主宰」の魂なり神なり、それを前提に、ではそれが如何なるものであり、縁起・無自性・空の観点から考えたら不合理なのかそうでないのか…を考えていくこと…

  • '24.06.26 痩せた近代主義

    日本仏教、特に神仏習合的なというか、神懸ったやつとかを批判したい気持ちはわかるんだけど、言うても1300年の積み重ねで、先人がそういう信仰世界で「救われた」あるいは「何かしら掴んだ」事実は確かにあるわけで、何もない搾取だ…