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'24.06.26
認識の彼方
宗教の正邪優劣に客観的な基準なんかない。だから正邪優劣を語る輩の言葉に耳を貸す必要はなし。 たとえば壮大華麗な理論があったとして、だから何やねん、としかならない。 理論なんかそれぞれ凄いよ。 認識の彼方に我々を連れ出して…
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'24.06.26
コトバ以前
世俗世界におけるサンスカーラ、カルマ、薫習や転依、それから輪廻など。そこに神の支配を認めずに自らがそれを徹頭徹尾作り出し認識してしまうことを前提とするのが仏教で、この点で私たちはキリスト教やイスラームと一致し得ない。 言…
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'24.06.25
極点
世俗世界におけるサンスカーラ、カルマ、薫習や転依、それから輪廻など。そこに神の支配を認めずに自らがそれを徹頭徹尾作り出し認識してしまうことを前提とするのが仏教で、この点で私たちはキリスト教やイスラームと一致し得ない。 言…
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'24.06.25
宗教の理解
他宗教を理解する、という場合にはたぶん3段階ある。 第1段階は、いわゆる情報や学術レベル。たとえばクリスチャンの仏教学者や仏教徒のイスラーム学者はあり得るし、実際に存在する。 第2段階は、信仰や信心により「体解」するレベ…
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'24.06.24
虚構の世界
地域、時代、人種、文化、宗教、思想など、あらゆる観念にセクショナリズムがある。それらの別は世間で暮らすには必要な場面があるだろうさ。 でもそれは所詮は観念・コトバ・相対の虚構だと知らない限り、知っていても無自覚にそれに縛…
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'24.06.24
すれ違い
日本が…インドが…欧米が…中東が…中国が、あるいは、現代だとか中世だとか古代だとか、仏教だのキリスト教だのイスラームだのヒンドゥーだの、そんなことは1ミリも核心のテーマにしたことはないし、したいとも思わないし、する必要性…
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'24.03.05
あなたは誰
宗派や時代や社会環境によって変化するような「宗教」に私は興味はないし、言語や概念で語り尽くせるような「真理」なんかにも興味がない。 そんなもんなら倫理道徳か社会思想のほうがなんぼかマシだし、俗世を生きるには「有益」でしょ…
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'23.09.23
常懐悲感心遂醒悟
妙法蓮華経の如来寿量品に「常懐悲感心遂醒悟」という言葉があります。 常に悲しみを抱いていることで、この心は遂には悟りに至る、という意味です。 人は2度産まれる、と言います。 1度目は母から赤ちゃんとして産まれるのですが、…
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'23.07.30
祈り
死んだら漏れなく天国や極楽に行けるという万人救済論的な話は、残念ながらないです。特に仏教は業果は必ず受けるのであって、死んだら輪廻します。これが原則です。 回向によって故人が良い方向に向く、業の報いが軽くなることはあって…
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'23.07.25
開山忌
福楽寺には開山忌という行事があります。 簡単に言うと、開山、つまりこのお寺を開かれた方の法事です。行基菩薩という方です。 寺を開くことは絶大な功徳があります。 しかし開山・行基菩薩ともなれば、その功徳の結果・楽果は自分の…