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'15.10.07
時代と思想
たとえば。 浄土思想と言うものは、仏教学の枠内、とりわけ宗学の枠内で考えててもなかなか全体像は見えてこないんだろうな。 インド、中国、日本と浄土思想はあるけれど、とりわけ東アジアの浄土思想を考える場合、中国思想史や政治史…
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'15.08.24
浄土
浄土は、海。波のない海。 でも、波があっても、別に波のない海と別のもんじゃない。 おんなじ。 状態が違い、受け止める奴の見え方が違う。 でも、本質は一緒だし、どこか遠くに完璧な海ってもんがあるわけじゃない。 平らかで光輝…
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'15.08.24
コトバは恐ろしい
言葉は難しい。 今は言葉が技術になり過ぎている。技術というのは、解答があるということだ。概念を実在化して取捨選択をして、明快で不動の正解に辿り着けるという信念ということだ。 だから仏教にしても何にしても、既成の概念のナニ…
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'15.08.23
赤い花
厭わしい言葉が聞こえる、見たくもないものが見える。それに心がかき乱される。 心地よい言葉が聞こえる、麗しく美しいものが見える。それに心が羽ばたきゆく。 これは果たして正常な事態なのか。 空気の波動や光のスペクトルという特…
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'15.07.20
輪廻
仏教が輪廻を否定したとかいう人がいますが、輪廻を否定するとはどういう事態を指すのだろうか。 輪廻がないなら、解脱もないということでいいのかな? 輪廻が端的に「ない」のだとしたら、人は死んだらどうなると認識しているのだろう…
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'15.07.20
社会活動
仏教者が戦争反対を言っても良いし、政治に関心を持っても良い。社会活動してもいい。 でも、仏教者の義務は「仏教やること」でしかないわけで、それ以外の事ではない。 「ケア」とか「臨床」とか「傾聴」とか言うのが流行ってるけれど…
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'15.07.04
仏教と社会
私は、はやりの「寺院や僧侶の社会運動」というのには懐疑的なところがあります。 悪い、とまでは言いませんが、たとえば平和運動とか政治運動とか社会改革運動、 あるいは反原発とか貧富の差の指弾とか、まぁ、色々な「運動」がありま…
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'15.06.15
偶像崇拝
本日、御室派山口宗務支所の講習会で、三井記念美術館館長の清水先生のお話を聞きました。主には日本の仏像の変遷について簡単に教示いただいた、というところです。 仏像の話そのものはいいのですが、「仏教は言うまでもなく、偶像崇拝…
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'15.05.27
仏教と倫理学
仏教と倫理ではなく、仏教と倫理学についての話です。 さて。 仏教を仏教として学び実践することは基本だけれど、最近、仏教以外の人々に対して、仏教の立場でどう関わって行くのか、という点に関心が出ています。これは個々の人に対し…
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'15.05.24
若以色見我
若以色見我 以音声求我 是人行邪道 不能見如来 根本はここなんだよね。 これを忘れると、間違える。 細かい教学で争い、見失う。